貝原益軒の養生訓を読む 49回
養生訓です。そろそろ終わりです。
巻 第八 幼を育てる 165頁
小児をそだてるには、三分の飢と寒が
あった方が良いと昔の人はいってます。
その意味は、小児に美味しいものを
たらふく食べさせ、着物を厚着させて
過ごすのは、大変な災いとなるからだ。
俗人と婦人は道理がわからず、子どもを
養育する方法がわからず、ただ、あくまで
旨きものを食べさせ、着物を厚着させるから
必ず病気が多くて、短命となる。貧家の子は
衣食が乏しいから、病気にもならず、長命で
ある。
小児は内臓が丈夫でないから、食物で病気に
なりやすい。いつも病人のように扱うべきだ。
天気のよいときは、外に出して、風や日光に
あたるようにしなさい。そうすれは丈夫になる。
肌着は、ふるい布、ふるい綿を使い、新しい
下着は暖め過ぎるから、使ってはいけない。
子どもを育てる注意を益軒なりに、述べています
が、現代にどうでしょうか。
Dr,スピソカン
(貝原益軒、養生訓、岩波文庫、石川謙校訂)





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